「思考」にも「言葉」にも気をつけましょう!

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「思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから」

つまり、思考の発端さえしっかりしていれば、
私たちは運命をも変えられる。

とはいえ、「思考を変えるのは難しいから、
まず言葉から変えてしまいましょう」というのが、
私の師匠の「口ぐせ理論」でした。
どっちも大切でいいのでしょうね(笑)

こちら、ノーベル平和賞の受賞者、
マザー・テレサさんの言葉です。

言わずもがな、カトリックの修道女として、
インドでの慈善事業に徹した方。
児童養護施設やホスピス、
ハンセン病やHIV患者の施設など、
いくつもの福祉施設を立ち上げました。

9月5日は、テレサさんの命日ということで、
「国際チャリティー・デー」に
認定されているそうです。
「貧しく弱い立場にある人々のために
行動を起こすこと」が
世界的に奨励される日だとのこと。

彼女が亡くなったのは、1997年のことでした。
死後はバチカンから異例の早さで列福され、
「聖女」に認定されています。

そんな彼女は、死後になって
批判も多く受けているのが事実ですね。

それは「こんな悪人からの寄付をもらっていた」
ということから、
「実は〇〇のようなことをしていた」という
悪評まで。

何より彼女は「キリスト教徒」であり、
ヒンズー教やイスラム教が圧倒的多数の地で、
事前活動をしていたわけです。

彼女自身「相手がどんな宗教であっても構わない」
というスタンスではありましたが、
相手側はそうではない。
それでキリスト教の聖女が持ち上げられたのでは、
立場がなくなってしまう。
だから当初のころから、
悪い噂はあっちこっちで立てられたようです。
それがネット社会になってから拡散したんですね。

また、数々の福祉施設はかなり経営的に
困難な状況でやっていました。
だから寄付金などは、相手が誰でもあっても
「受けざるをえなかった」のが
本当のところだったのでしょう。

いずれにしろ
「悪評を受けること」なんて気にしていなかったのが、
テレサさんの実際のところだと思います。

ようは自分が「思い描いたこと」に従い、
やるべきことをやっているか。
周りにどう評価されようが、
自分で自分を評価できるように思考し、
言葉を発し、行動を起こしていくことが大切なのです。

心に刻み込んでおきたい教えですね。

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