「ロベルト・クレメンテ賞」って何?

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

ムーキー・ベッツ選手といえば、
現在、ドジャーズで大谷選手の後、 2番を打っている
MVPを獲得した大スター選手。
今年はデットボールによる怪我に悩みましたが、
現在は大活躍していますね。

そのベッツ選手が、
「ロベルト・クレメンテ賞」の候補になったとのこと。

これ、「社会貢献に活躍したメジャーリーグの選手」に
毎年贈られるもので、
ベッツさんは奥さんと、
青少年の健康をサポートする慈善事業でも
有名になっているんですね。

それでも「さすがメジャーリーグ!」なのは、
この賞、各チームから1人が選ばれ、
最終的にはファン投票で1人が決まるとのこと。
それくらい、メジャーリーガーは、
多くの選手が何らかの事前活動をしているわけです。
お金をもらっていますからね……。

ならば昨年は誰が受賞したのか?
なんと大谷選手のライバル、
ニューヨーク・ヤンキースの
アーロン・ジャッジ選手が受賞していました。

じつはジャッジ選手は、養子として育てられた方。
生まれてからずっと、
本当の両親には会ったことがないそう。
でも、育ての親を大切にし、
一貫して仲の良い関係を築いています。

そんなことから、
子供たちを支援する基金を早くから築き、
ずっと慈善活動をしていたのだそうです。
敬虔なクリスチャンであることも
影響しているようですね。

ちょっと認識が変わりました。
応援してしまうかも(笑)

もともとこの賞、プエルトリコ出身で、
数多くの慈善活動をしてきた
ロベルト・クレメンテさんに捧げられて
その名前がつきました。

彼は1972年、ニカラグアで地震が起こった際に
救援活動に赴いたのですが、
その飛行機が事故で墜落したんですね。

なんでも兵士が物資を盗んでいるという噂があり、
「影響力のある自分が現地に行けば、
現状を正すことができる」と、
強行してチャーター機で乗り込んだそうです。
その結果の事故だったとか。

やはりメジャーリーガーは、単にお金を稼いでいるのではない。
そのことに負っている義務を
ちゃんと果たそうと努力している方も多いんですね。

もちろん、多くの社会貢献をしている
大谷選手もその1人なのでしょう。
いずれは文句なく、アメリカで選ばれる選手の1人に
なってほしいです。

関連記事

ページ上部へ戻る