「祭りの子たち」はどこに行った

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今日は地元の神社で、秋の例大祭がありました。

「例大祭」というのは、
少しオーバーな言い方のようですが、
1年で一番重んじている祭礼だそうです。
一般的には「秋まつり」のことが多いですね。

それで地元の神社では、
毎年。お神輿と山車が出ます。

子供の頃から、この町で生きている私。
小学生の頃は、
山車も引っ張ったし、お神輿も担ぎました。
かなり距離も歩くから大変だったのですが、
お菓子を配られるのが大変だったんですね。

今年も朝、子供たちのお囃子の声を聞きましたから、
少なくとも山車は、
ちゃんと出ていたのでしょう。

ただ外に出てみると、
本来は町内会でいくつか出るお神輿は、
待機中のものが多かったですね。
昨年もそんな光景を見ましたが、
やっぱり集まってくる子供が少ないんでしょうね……。

オープニング画像は準備中の光景ですが、
私が子供のころ、
ここにはたくさんの縁日も出ていて、
ソース煎餅やらアンズ飴やらを
友だちと食べに来たものです。

小さな神社ですが、その際は、
人がわんさかと集まっていた記憶があります。

ところが商店街が消えていき、
とくに子供たちの数が減っていくなか、
縁日はなくなり、
神社でのお祭りは小規模になり、
かろうじて町内会で出しているお神輿や山車も、
ギリギリでやっているような状況に
なってしまっているのでしょうね。

少し遠くに足を運べば、
渋谷だったり、恵比寿だったりでは、
今でそれなりに「お祭り」が盛り上がっているようです。

それに対して、人が少なくなっているところは、
どうなんだろう……?
町を暮らしやすくするための
1つの課題ではあるのでしょう。

何より「お祭りをやろう!」という
パワーが日本人に欠けているのが、
問題なのかもしれません。
できれば消えてほしくない行事ではありますね。

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