なぜ、文章を書くのか? 4つの質問

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以前にリモートで「文章術の個人講座」を
受けつけようと思っている……という話をしました。

7回くらいの個人セッションで、
実際にテーマを書いてもらい、添削をして、
最後に「あっ、自分にだって本が書けるんだ!」なんて
ビックリしてしまうようなもの。

煽りでなく、実際にそれで出版を実現した方が
何人もいらっしゃるわけですが、
今、コンテンツを考えているところです。

その際に、「賢者の会」の酒井さんと、
「文章を書く」ってどういうことか?
質問でのやりとりをしたことがありました。
なかなか「書く技術の重要性」について
真を突いたものですので、
今日は「先行紹介」をさせていただきます!

1 「文章を書くとき、何から始めますか?
何も考えずに書き始めますか?
もし準備があれば教えてください」

<夏川> とくに準備は必要ありませんが、まずオチであり、
「自分の言いたいこと」、
文章が向かうところのゴールを決める必要がありますね。

ゴールさえハッキリさせれば、
適当に「今日は暇だった」みたいな話から書き始めても、
「こういうときこそ勉強しなきゃ」
「小さな積み上げを大切 にしよう」と、
次の文章の展開が見えてきます。

2 「自分の頭で考えて書くことの
メリットってなんですか?>

<夏川> どんなに稚拙な文章であっても、
「自分で考えて書く」ということは、
「世の中にある様々なテーマについて自分の意見を構築する」
ということで、
それを繰り返すのはスポーツ選手が練習をするのと同じ。
いざ、「世の中の様々な局面において、
自分で考えて何かをしなければならない」という状況において、
思考を閃かせる土台になります。
逆にAIなどに文章を任せてばかりいることは、
アスリートが他人に練習をしてもらうことと同じ。
鍛えてない頭で実戦に臨むのと
同じことになってしまいます。

3 「1冊の本を書き上げるのに
どれくらいの文字数、時間がかかりますか?」

<夏川> 通常の単行本の1ページが、
だいたい600字。
これが200ページとすれば、
600×200の文字数になります。

そう考えると膨大ですが、1項目を4ページとすれば、
大体原稿用紙6枚。
それが50項目と考えれば、
なんとなく書けそうなイメージになってくると思います。

原稿用紙6枚のレポートであれば、
どのくらいの時間で書けるでしょうか?
1週間であれば、50週かかるということ。
だいたい10か月。3日とか4 日でかけるなら、
その半分くらいの日数になります。
最初に項目をしっかり立てていたり、
小説であればプロットをきちんと練りさえすれば、1か月。
より短い期間で1冊を書くことだって
不可能ではありません。

4 「書くことで身につく能力はありますか?」

<夏川> 「書く」というのは、
「考える」ことでもありますから、
これを繰り返すことで思考力は強化されますし、
発想力が増し、アイデアが出やすくなったり、
問題解決能力は高くなります。

他にも人を説得するのに必要な「論理的に表現する力」や
「プレゼン力」なども高まりますが、
そのためには、
「意識してそういう文章を書くトレーニング」
も必要になります。
ただ書くだけでなく、人に読んでもらい、
意見を聞いてブラッシュアップすることも重要ですね。

以上が4つの質問になります。
ぜひ文章を書きたい方は、参考にしてみてください!

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