日本人の功績、世界が認めた「お尻」の力!

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先日、そういえば
「イグ・ノーベル賞」の発表がありました。

東京医科歯科大学の武部武則教授の研究チームが
「生理学賞」を受賞したということで、
18年連続の日本人研究者の受賞になりました。
凄いことですよね。

この、イグ・ノーベル賞、そもそも
「ノーベル賞のパロディ」として作られたもので、
つまりは「笑ってしまう研究」に与えられる賞。
「犬語の研究」とか
「鼻くそをほじることの妥当性」とか、
「キツツキが頭痛しない理由の解明」とか、
なかなか過去の受賞者を見ると、
壮絶なものがあります。

そこで武部教授の研究が何かといえば、
「お尻で呼吸できる能力」の
検証なんだそうですね。

特にブタなどの動物において、お尻を通し、
腸から酸素を取り入れる力があることが
証明されたそうです。

そもそもはドジョウの研究から始まったそうですが、
豚の場合は、酸素を含んだ液体を
お尻から取り入れて、呼吸できるとのこと。

「だから何?」といえばそこまでですが、
実は「おバカな研究」に与えられるイグノーベル賞。
でも、その後、何年かして
ノーベル賞のほうを受賞する研究者は結構います。

今回の研究も十分、その可能性のあるもので、
医学への応用を最初から想定したものです。

つまり肺での呼吸が困難になり、
また人工呼吸器の使用も断念した患者さんに、
新しい呼吸の仕方を提供するものになる
……という可能性が出てきたとのこと。

お尻を通して(笑)

笑いごとでなく、自分の父親も
「間質性肺炎」で亡くなっています。
寝たきりになるのは嫌だからと、
人工呼吸器も拒否しましたが、
溺れるような苦痛と戦いながら、
78歳の人生をまっとうしています。

これが「お尻の力」で、
もっと長く元気に生きることができたなら、
それはそれで素晴らしいことですよね。

プスプスお尻から空気を出しているのを、
笑ってやることもできたかもしれない……。

ぜひぜひ、この研究は発展してほしいなと
思いますね!

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