「シャインマスカット」の仕事術

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画像は、母親のたっての希望で
80歳のお祝いでもらった商品券で購入したもの。
そう、ブドウの女王様。
「シャインマスカット」ですね。

商品券はもらったものの、
すでに「地元商店街」なんてものは
機能していないうちの周り。
でも、実は
「早朝の3時から夕方の3時までやっている」
という、不可思議な青果店があります。

お陰で夜型の私は、
あまり空いている店舗を見たことがないのですが、
午前中に行ってみると、見事に売っていました。

1800円くらい。
色はこのくらいの「黄色がかった緑」が
一番甘いようです。
その味はといえば、
ほとんど「砂糖菓子」ですよね。

相変わらずの高級品で「果物感」のようなものが、
あまりないのはビックリします。
日本の農業技術が生んだ最強ブランドだ
……なんて話もありますが。
世界にその名が届いているのも
何となくわかる。
でも、自分は普通のブドウのほうが好きかな(笑)

このシャインマスカットが、
どのようにできたかご存知でしょうか?

そもそもはヨーロッパ産のマスカットと、
最高品質で知られる
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の
かけ合わせでできたのが、この品種。

研究が始まったのは1973年と言いますから、
今から50年以上も昔のことだったんです。

そこから長い長い研究を通して、
徐々に改良を続け、
現在の品質に近づけていったのが
このブドウだとのこと。

70年代という古くからの研究だったからですかね。
近年の海外に向けた
「知的財産権」対策にはおろそかになり、
アジア各国に種が流出するトラブルはありました。

それでも長く研究している日本にしか、
「美味しいものは作れない」ということで、
現在も商品力で全世界に優っているわけです。

ようするに「頑張って続けた者」が、
最後には勝利するということ。

50年がんばった成果からすれば、
私たちの多くは「まだまだ修行が足りないぞ」という
レベルではありますよね。
些細なことで諦めてはいけません。

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