あの世界の謎が!? わかってしまった「ナスカの地上絵」

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今日はまったく
“個人的なワクワク”のニュースですが、
山形大学で「ナスカの地上絵」の
正体が解明されたという報道があったんですね。

かつて大学で考古学を学んでいた私、
「誰が総裁になるか」という話より、
よっぽど気になってしまう。
夏川としては取り上げざるをえません(笑)

でも、わからない人にはわかりませんよね。
「ナスカの地上絵」というのは、
ペルーの広大な平原に描かれた、精密な絵柄。

時代は紀元前後のものが多く、
動物のほか、幾何学的な模様もあったと思いますが、
飛行機からしか見えない大きさですから、
昔は「宇宙人と交信したのでは?」なんてことも
あからさまに言われていました。

ただ、この地上絵、表面の石をどかせば
簡単に描けることもわかり、
近くにあった集落の解明と合わせ、
徐々に解明は進んでいたと思います。

そして今回はアメリカIBM研究所と山形大の合同チームが、
新たに「303件」というものすごい数の
小さな地上絵の痕跡を発見したというんですね。

画像はその成果の1つですが、
子供の絵じゃん、これ(笑)

こんなのが実際、今までの絵の倍くらいの数で
隠れていたわけですね。

つまり、従来は大規模に描かれていたと想像された
ナスカの地上絵。
でも、もっと頻繁に個人や小さな集団が、
小さな絵を描き、
簡単な儀礼を日々、行なっていたということ。

まあ、宇宙人との交信に比べたら、
寂しくなる発見かもしれませんが、
なんか家族皆で、お彼岸感覚で平原に絵を描き、
神様にお祈りを捧げていた光景は、
想像すると微笑ましいかも。

いずれにしろ、私が学生のときは
考古学といえば「発掘」だったのですが、
今は人工衛星にドローンに、AIによる分析にと、
最新の技術で多くの成果が得られるようになっています。
なかなか凄いことですよね。

ミステリーが少なくなるのは残念ですが、
それだけ世界には
「まだわかっていないこと」も多いわけです。
こういうのをもっと
追求しいけたら面白いですよね。

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