「ウィー・アー・ザ・ワールド」

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

「自分を知り、自分が愛し、
自分が信じることをやりなさい」

こちら11月3日に91歳で世を去った
音楽プロデューサー、
クインシー・ジョーンズさんの言葉ですね。

自身でも歌ったり、演奏をしていた方ですが、
何よりマイケル・ジャクソンさんの
プロデュースをしたことで知られています。
手がけた『スリラー』は、
史上で最も売れた「アルバム」として
ギネス認定されていました。

なんせ功績も、キャリアもすごいものです。
トランペッターとしてデビューしたのが
10歳のとき。
そのとき相棒だったピアニストが
レイ・チャールズさんです。

それからほぼ80年。
ジャズ、ポップス、ロック、ラップ、
クラシック、映画音楽と、
さまざまなジャンルの音楽に関わり、
決して自身が表だった主役にならず、
プロデューサーとして裏方に徹してきました。

その成功理由は、
お金や名誉のことなんて考えず、
ただ「出会った人を愛する」ことだったとか。
人種も年齢も差別なく……。

だからか、その間に5人の女性との間に
お子さんをもうけているそうですが、
人種もバラバラだったり(苦笑)

女優のナスターシャ・キンスキーさんとも
結婚し、離婚していたんですね……。

まあ、あらゆる人種差別や分断を嫌い、
結果として起こる戦争や貧困に、
徹底抗議していた方です。
私が思い出すのは、懐かしい話ですが、
1985年の『We Are The World』ですよね。

アフリカの飢餓と貧困を救うために
アメリカの大御所アーティスト46人が
一斉に集合して歌った、今じゃあり得ないような曲。

マイケル・ジャクソンさんと
ライオネル・リッチーさんが曲を作り、
クインシー・ジョーンズさんが
これをプロデュースしたんですね。

「今、その声に耳を傾けなければならない時が来た。
世界が1つにならなければならない時が来たのだ。
そう、目の前には今、
失われている命が大勢いるのだから……」

くしくもタイミングは、
トランプさんの大統領就任が決まった現在です。
どうしても分断と差別が
心配されてしまうのですが、決してそうならないように。
世界が安定することを願っています。

関連記事

ページ上部へ戻る