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「糖尿病の日」の理由
- 2024/11/15
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画像は11月14日の
レインボーブリッジだったそうですが、
いろんな場所でブルーのライトアップ。
理由はといえば、
あまり爽やかな色に馴染まないのですが、
「世界糖尿病デー」を示唆するためだそうです。
なぜ青なのかといえば、
国同士の連合を象徴する空や青の
国連カラーにちなんでいるとか……。
あまり関係ないですよね。
それ以上に、なぜ11月14日が、
「糖尿病の日」なのか?
それは「インスリン」の発見者である
フレデリック・バンティングさんの
誕生日なんだそうですね。
1923年にはこの功績で、
ノーベル生理学医学賞を受賞しています。
このバンティングさんというのは、
そもそもはカナダの若い開業医でした。
あるとき知り合いの教授から
「ランゲルハンス島」についての
論文を見せられます。
この「ランゲルハンス島」とは、
糖尿病の患者の膵臓にできる細胞で、
病気の原因に関わるものと考えられました。
糖尿尿というのは、
古代エジプトの時代から知られていた病だそうですが、
原因も治療法もわからなかった病。
ちなみに日本でも、藤原道長など、
多くの方がかかっていますね。
「贅沢病」とされていた病気です。
いずれにしろ開業医だったバンティングさんは、
「膵臓から何か、分泌液が出ているのではないか」
と考えたわけです。
そこでバンティングさんはトロントの教授に
「実験をさせてほしい」と直談判します。
結果、トロントでは特別なチームが結成され
犬を使った実験が開始されることになったんですね。
そして発見されたのが
「インスリン」というホルモンです。
すぐにインスリンは大量生産され、
糖尿病の治療薬として使われることになりました。
現在も基本、治療法の中心になっていますね。
カナダ発の世界的な科学者として、
ナイトの称号を贈られるほどの
名誉を受けたバンティングさん。
ただ残念ながら、50歳のときに
飛行機の事故で亡くなってしまいます。
国際的な日は、その功績を忘れないため、
でもあるんですね。
記憶しておきましょう。