フランスパンを作る「職人力」
- 2024/11/26
- できる人研究所
こちら目黒駅に寄ったついでに、
「ゴントランシェリエ」という
フランスパンのお店で買ったパン。
実際に買ったのは半分サイズのものでしたが、
「セーグル」とか
「パン・オ、セーグル」と
呼ばれる種類のパン。
私たち「フランスパン」とよく
長いのを指していいますが、
あれもバケットとかバタールとか呼ばれるパン。
フランスパンっていうだけで、
実は20種類以上の「定番のパン」が
あるみたいですね。
日本人も「ご飯」にはこだわっていますが、
あっちはあっちで
パンにこだわっているのでしょう。
さすがフランスです。
そのフランスパンで
「セーグル」というのは、
ライ麦のこと。
ライ麦のパンといえば、健康志向ですが、
淡白で味も素っ気もないような
あんまり美味しくないパン
……という印象も少しあります。
でも、このパン、
味のべースになんと日本の
「赤味噌」を使用し、
隠し味に「キャラメルソース」と
「コーヒー」を入れているらしい。
どうしたらそんな組み合わせになるのか、
想像もつかないのですが、
味は計ったように調和しています。
味噌感はやはりありますが、
まったく和風にならず、
絶妙な甘さと苦さが、
ライ麦の食感や風味にもよくあっています。
普通に焼いたり、チーズやハムを挟んで
美味しく食べれそうですね。
じつは私、このパン屋さんの
真っ黒な「イカ墨」の入ったバケットが好きで。
よく買うのですが、
こちらもこれから好物になるかもしれない。
でも、「固定観念を超える味」は
あるんだなと改めて感じます。
いろいろチャレンジすることは、
やはり必要ですね。