忙しいのはお坊さんだけではない!?

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いつのまにか、12月になってしまいましたね。
本当に早いものです。
バタバタしているうちに、
ついに2024年が過ぎてしまおうとしている。

なかなか大変な1年でございました。

12月といえば、
「師走=しわす」と呼ばれる月。

つまり、師が走る。
この「師」というのはお坊さんのことで、
年末の仕事に加え、法事があったり、
除夜の鐘があったりと、
何かと坊さんが慌ただしい月になるから
「師走」と呼ばれるようになったとは、
昔から言われることです。

なるほど、確かにそれはわかりやすい。

ただ、睦月に始まり、
ずっと季節的な自然に合わせた命名だった
古い呼び方が、
いきなり「坊さん忙しい」になるのは、
ちょっと違和感がありますよね。

それに神無月では神道系だったのが、
ここでいきなり仏教なのも
なんとなく変な気がする。

それでいろいろ調べると、
「師」という字にそもそも「締めくくる」
という意味があり、
「師わす月=1年を締めくくる月」が、
師走になったという説もあるそうです。

他に神道系では、
「臘月」という呼び名もあるとか。
この「臘」は、
1年の終わりに神様へ供物を捧げる
古い行事から来ているとのこと。
なるほど、どんな呼び方でも
「1年最後の月」というコンセプトは
変わりませんね。

それでも「坊さん走る」が定着したのは、
やはり「忙しい月」の印象があるからでしょう。

坊さんだけではない。
作家業務も編集者業務もプロデューサー業務も、
今年はあらゆるところで
年末にかけて忙しかったりする。

皆さんもまあ、忙しいですよね。

今年もこれからだんだん、
寒くなっていくことは予想されますが、
暖かく過ごしながら、
1年をうまく締めくくりましょう!

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