なぜ「冬至の日のお風呂」に柚子を入れるのか?

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12月21日は、「冬至」でしたね。

画像、スーパーにて
1つ160円くらいで売ってましたね。
「柚子」です。

今日はお風呂に入れて入りました。
血行促進とか、冷えの解消とか、美肌効果とか。
あとは香りに、リラックス効果……も
あるそうですが、
あまりに気持ちよかったよかったから。
そのまま私はソファで眠ってしまい、
気づいたら1時。

仕事がまずいって……(苦笑)

でも、なぜに冬至の日に、
私たちは柚子のお風呂に入るのか?
大きな理由は「ダジャレ」です。

冬至……とうじ……湯治?
湯治……ゆじ……ゆず?

じゃあ、冬至の日にはお風呂に入って、
そこに柚子を入れよう……と!

なんだか強引ですが、
日本人はそういうの好きですよね。

ただ、実を言うと、この流れはそれほど
単純ではありません。
今でこそ各家庭にお風呂がありますが、
江戸の頃であれば、お金持ちならともかく、
庶民は銭湯(湯屋)に行くのが
普通だったわけです。
庶民の大好き習慣だったとはいえ、
出かけていかなければなりませんね。

そもそも冬至は、夜がいちばん長い日。
太陽の高さが一番低くなり、
翌日からはまた、高くなっていく日です。

だから古来から「一陽来復」と言って
「運気がこれより上がっていく」と
されているわけです。

そこで江戸町人は冬至の日に、
まず神社やお寺で、
「明日からの運がよくなりますように」と願い、
そのまま湯屋に行き、
体を清めて新しい1年に備えました。

一方で湯屋では風呂桶に柚子を入れ、
「どうぞあったまってください」と、
お客さんを歓迎した。

こんな習慣が「柚子湯」に
つながっているそうですね。

ともあれ、運気が変わる日であれば、
次からの流れには期待したいところ。
今日、お風呂に入らなかったら、
ぜひ明日以降に。

柚子はまだ売っているかわかりませんが、
1個でもいれると気持ちは変わりますね。

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