- Home
- できる人研究所, 仕事ができる人の歴史入門
- 日本で実現していた!? クリスマス休戦
日本で実現していた!? クリスマス休戦
- 2024/12/24
- できる人研究所, 仕事ができる人の歴史入門
いつのまにか世間は、クリスマスイブになっています。
なのにここにきて、
妙に忙しくなっている私です。
仕事は詰まるなぁ……。
まあ、クリスマスくらい休もうよ……と
思うのですが、
西洋には「クリスマス休戦」という概念があります。
戦争している2国が、
「今日はクリスマスだぞ」と休戦して、
一緒に祝ったりする。
といって実現することはほとんどないのですが、
第1次世界大戦で実行された
有名なエピソードがあります。
かつてポール・マッカートニーが、
このエピソードを「Pipes Of Peace」という
曲にしましたが、
西部戦線で戦っていたイギリス軍とドイツ軍が
戦争を止め、
ともに食事をしたり歌を歌ったりして、
クリスマスを祝ったのだそうです。
サッカーの試合などもしたとか。
いや、そこまでやったなら、
戦争もやめてよかったのでは……。
実はそんなクリスマス休戦、
もっと先がけて日本でも行なわれていた
……という話があります。
なんと時代は、第一次世界大戦の
350年くらい前。
16世紀の戦国時代、大阪の堺で
三好三人衆と松永久秀が戦っていた戦です。
クリスマスの日、その頃、
キリスト教を信仰していた久秀は、
戦争を休止してミサを行なったと
かの宣教師、ルイス・フロイスが
伝えているんですね。
だとしたらクリスマス休戦、
日本が発端ではないかと思うのですが、
これが事実かどうかは
かなり疑わしいとのこと。
ただ、クリスマスに平和への期待が高まるのは
確かなこと。
ロシアとかウクライナは、
お互いにキリスト教国なんだから、
いったん止めてもいいんじゃないかですよね。
画像は関係ないけど、イチョウのカーペット。
私も仕事を終わらせたい……。