大寒の日……寒い冬に感謝！
- 2025/1/20
- できる人研究所
画像は、畑仕事に目覚めた友人からもらった白菜に、
小松菜や豚肉や豆腐を入れた鍋もの。
寒い日には一番ですよね。
雪で大変な地域もあるかと思いますが、
１月20日は二十四節気で
「大寒」と呼ばれる日。
そもそもは中国の暦法ですが、
１年を四季に分け、それぞれを６つに分け、
冬に割り振った時期の６つのうち、
最も寒い期間……それが「大寒」ですね。
同時に１年の最後の期間になりますから、
終わりは節分。
２月３日まで続き、そこから先は、
旧暦で言うところの「新年」になります。
いずれにしろ、１年で最も寒いと時期と
公式認定されている時期ですから、
寒いのは当たり前。
だから、私たちは我慢しなければならない
……のですが、
じつはメリットもたくさんあります。
それは、たとえば画像の鍋にも入れている
小松菜とか。
あるいはサバやブリのような魚や
「大寒卵」と呼ばれる卵など、
「最も寒い時期だから、最も美味しくなる」
という食物も多いそうです。
それに水も最も冷たくなる時期だから、
お酒だとか、醤油などの仕込みも
１番のグッドタイミングとうことで
この時期に行なわれたとか。
人間基準でなく、自然基準で見れば、
最も過ごしにくい時期を迎えることで、
私たちは大きな恩恵を受けていることも
事実なんですね。
そうしたメリットを考えれば、
逆に心配なところもあります。
確かに「大寒」で寒いのですが、
例年に比べればどうだろう……？
今年は暖房の温度もそんなに上げていないし、
昼間はつけていない日もあるくらい。
服装も例年よりも薄着だし、
手袋も使用してなければ、
使い捨てカイロだって入れたことがない。
東京にいる私に限った話かもしれませんが、
明らかに例年より、寒くないんですね。
だからか、野菜などもかなり不作と聞く。
キャベツとか、レタスとか、やたら高いですよね……。
地球温暖化の影響なのでしょうが、
ひょっとしたら「寒い冬」の恩恵に
あずかれる機会も、
私たちには限界がきているのかもしれない。
だとしたら、冬の寒さには、
もっと私たち、感謝しないといけないですね。
