「桜隠し」の雪

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

「桜隠し」という言葉を知っているでしょうか?

桜が咲いたあと、
雪が降ってその桜を隠してしまう現象。

4月になっても雪が降ったりする北国では
よくあるそうですが、
東京では普通なら難しいことです。

でも、早咲きの桜であれば、
それも見ることがでくるのではないか……。

なんて思っていたのですですが、
東京では外を見ると、
すでに雪は雨になっていました……。

通勤・通学する方にはよかったのでしょうが、
積もりそうにはないですね。
ただ、路面は凍結するかもしれませんので、
外に出る際はくれぐれも注意ください。

「桜」というのは画像!
じつは雪が降った昨日の前、
いつものようにウォーキングにでかけると、
国道1号線沿いの「清正公」で
きれいに咲いていました。
「河津桜」ですね。

普通の桜よりも1ヶ月くらい前の咲く桜。
この木にも、短い間だけ、
雪は積もったのでしょうね。
花は大丈夫だっただろうか……。

「桜隠し」は見れなそうですが、
散っていないことを確認しに、
晴れたらまた行ってみようと思います。

でも、どうして春を前にして、
咲く桜があるのか?

「河津桜」自体は偶然に発見されたもの
……だそうですが、
沖縄の「カンヒザクラ」とか、
「オオシマザクラ」など、
島嶼部には早く咲く桜の種類がいくつかあります。

日本人はこうした早咲きの桜を本州に持ってきて、
普通の桜と掛け合わせ、
できるだけ早い季節に咲く桜を生み出そうと
格闘してきました。

だから春に咲く桜よりも、
実はたくさんの「早咲きの桜」の種類があるとか。

ようするにそれだけ
「お花見」が早くしたかったということ。
まあ、桜を見ることで、
日本人は温かい気持ちになりますからね。

寒々しい冬から精神だけでも逃れられるなら、
私たちは労力を惜しまなかったわけです。

といって、寒く厳しい日が続いています。
もう少しの辛抱です。
春に向けて頑張りましょう!

関連記事

ページ上部へ戻る