今が見どころ!? 冬の終わりの桜たち

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どういうわけか、3月になって
異常に寒い日が続いていますが、
皆さん、風邪などひいていませんでしょうか?

せっかく周囲は春の予感にあふれているのに、
困ったものですよね。

先日、雪の降った日には「河津桜」を
「桜隠し」で紹介しました。

そのときに「早咲きの桜には種類が多い」
という話をしたのですが、
よく見ると、いろんな場所で、
すでに桜がキレイな花を咲かせています。

メーン画像は、港区の天現寺で咲いていた
「枝垂れ桜」ですね。

枝垂れ桜にもいくつか種類はあるようですが、
本来の野生種に近い桜だとか。
通常はソメイヨシノの前、
3月にピークを迎えるそうです。

もう1つ、こちらはまだ
赤い蕾の段階ですが、
港区の、とある公園にあったもの。


「寒緋桜」ですね。
東京では3月中旬に咲くそうですが、
もともとは沖縄で咲く桜。

あちらでは1月に咲くそうですが、
ソメイヨシノの南限が鹿児島で、
沖縄でのお花見はこっちがメーンだったそうです。

これら早咲きの桜たち、
東京ではやっぱりソメイヨシノがメーンですから、
咲いている場所も賑わうところを避け、
公園の奥のほうだったり、
入り口付近の片隅だったりします。

おそらくは桜の季節になれば
すっかり忘れられてしまうのでしょうが、
それでも春を待つ私たちに
前座の癒しを与えてくれるわけです。

健気でありがたい存在ですよね。

彼らが主役になるのも、
梅やソメイヨシノがピークになる前の短い間。
おそらくは今がいちばんの、発見し時なのでしょう。

けっこう公園などに
よく見るとひっそり咲いていますから、
見つけたらぜひ、
近づいて確認してほしいですね!

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