体が曲がっていれば、影もななめになる

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「仏法は体のごとし。
世間は影のごとし。
体曲れば、
影ななめなり」

こちらは港区の覚林寺(清正公)にあった
張り紙。
日蓮さんの言葉のようです。

この週末、ずっと風邪を引いていた私です。

こんなときは仕事なんて集中できないから、
休んでいることが一番でしょう。

でも、いろんな案件があると、
じっと休んでいることができない。
だから頑張ってパソコンに向かうのですが、
集中できるわけもなく、
時間がかかるうえにひどいものが出来上がってしまう。

つまり、体が曲がっていれば、
アウトプットするものも歪んでしまう。

だから「今日は休もう」なんてベッドに入るのですが、
30分くらい眠れないと、
また気になってパソコンの前に
戻ってきてしまう……。

こういうのは、よくないですよね。

だからこそ、ふだんから
心も体もまっすぐに、
バランスよく仕事をしていくことが重要なんだなと、
あらためて思います。

でも、どうすれば、
そんなバランスは作れるのか?

「いい本を読む」ということも、
その1つなのでしょうね。

世間が「影」であるなら、
今の世の中は、お世辞にも
「まっすぐ」とは言えません。

それは書物の価値が下がり、
SNSからの偏った情報が皆の拠り所に
なっていることが
大きいのではないか?

皆で体の歪みを治す。
そんな活動を出版の仕事によって
できるようにしたいものです。

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