いよいよ季節は、ますます栄える月！
- 2025/3/1
- できる人研究所
３月になりました。
このところ東京は、暖かい日が続いています。
ただ、あまりの乾燥ぶりに、
山火事が発生する場所が全国に出てきていますね。
火の元には、くれぐれも用心してください。
その昔の呼び名で、３月は「師走」と同様、
「月」という語がつかない
特別な名前になっています。
「弥生＝やよい」
ですね。
その意味はといえば、
会計ソフトでも土器でもありません。
「弥」というのは、
「ますます」とか「いよいよ」という意味。
そして「生える」。
草木や花、それに鳥や獣、虫などの生き物……。
画像はまさに季節がら、
梅の木に止まっているのは
小さな「メジロ」ですが、
近所でもこんな光景が見られるのは
３月に増えていくでしょう。
そんな自然の有り様を象徴して呼んだのが
「弥生」という言葉の意味。
この季節をとりわけ日本人は、
「自然が再生する月」ということで
重視したわけです。
日本人の自然好きを、よく表していますよね。
ちなみに会計ソフトは知りませんが、
弥生土器というのは、
最初の土器が「弥生町」で認識されたから。
桜で有名な場所だったようですね。
ちなみに英語で３月を
「マーチ」というのは、
ローマの軍神「マルス」から。
火星を司り、ギリシャでは
「アレス」と呼ばれる神様ですね。
ようするにヨーロッパで３月は、
雪が溶け、いよいよ「軍を動かせる月」と
認識されていたわけです。
それに比べたら、
つくづく日本人は能天気というか、
平和主義でいいですよね……。
まあ、こういうのは戦争でさえ、
和歌を読んで解決させようとしていた
貴族文化の名残なのでしょう。
世の中もますます過ごしやすく、
快適でいい季節になっていけばいいですね。
仕事もぜひ、そうなってほしいものです！
