願いをかなえる100のルール
- 2012/5/21
- 読書日記
タイトル:『願いをかなえる100のルール』 発行:アスペクト
著者:植西聰さん
本書は幸運の女神を味方につけて、奇跡を起こす。
「いまの自分」を変えたいあなたを応援する成功法則集。
今まで、植西先生の本には、何度も癒され元気づけられました。
やさしくわかりやすい表現でアドバイスしてくれてますので、
あまり負担になることなく、読むことができます。
なので、悩んでいる友人に本を貸したことは何度もありますし、
ちょっと疲れてる時は無性に読みたくなる素敵な本ばかりです。
今回も期待以上の内容でした。
マイナスの感情になった時の思考転換や解決策など、100パターンも紹介。
その中でもあまり無理なく続けられ、ポジティブ体質になれる方法と思ったのは、
「寝る前に、その日にあった3つの良いことを、理由をつけて書き出す。それを1週間続けてみる」
これを実際に研究したアメリカの博士がいて、何人かに試してもらったところ、
始めてから1週間後に、うつの症状が軽くなった、幸せな気分が高まった人もいたそうです。
ある女性は、
「1週間を振り返ってみると、良いことがない日はありませんでした。
お風呂が気持ちよかったとか、ご飯がおいしかったとか、
あたり前だと思っていたことに感謝の気持ちがわいてきました」とのこと。
つまり、起こったできごとや事体は変えようがなくても、
自分の感じ方や、受け取り方が変わっていくそうです。
ふだんはあたり前でも、失ってから有り難さに気づくものは多いですね。
でも、失う前に気づければ、日常に幸福感を感じられます。
本書は人間関係や恋愛、将来の夢、お金の問題などに
悩みを抱えている人にはもちろんのこと、
日頃からの自分の取り組みを再確認する上で読むこともお薦めだと思いました。