最高の上司に、誰だってなれる!
- 2019/3/4
- 読書日記
おススメの本の紹介!
森泰造さんの
(ビジネス社、本体1400円)という本です!
森さんは、かのケンタッキー・フライドチキンで、
スーパーバイザーや人材研修を担っていた方。
年間1000万円以上の赤字店舗を黒字化したり、
2年間で離職率0という偉業を達成した方です。
☆
いまは独立してリーダーシップ研修の仕事をされていますが、
すでに5000人以上をコーチングしているとか。
それはマネジャーになる人に、役に立たないわけがないですよね。
☆
本書のポイントは、
なんといってもリーダーの仕事は、個々の才能や性格でなく、
テクニックがすべて……ということ。
これを間違っているから、
みんな「自分に向かない」という話になってしまいます。
☆
リーダーとして一番重要なことは何か、
「チームのことを考える」ということです。
当たり前だけど、みんなそれをやっていません。
自分のいままでの仕事の実績と、
あとはただコミュニケーションで引っ張ろうしているだけ。
優しかろうが、厳しかろうが、どちらも同じですね。
☆
まずリーダーはチームの方向性を決め、
メンバーの1人ひとりをそれに合致させる。
あらゆるコミュニケーションはそのためにあり、
これができていれば、
別に何か仕事を「教える」必要なんてないんですね。
☆
本書はそんなやり方を、段階的に説いた本。
「うちの部下はダメだから……」なんて言っている上司は、
必ず読むべきかもですよ。
☆
まるでドリフのコントのような
「こりゃダメだ!」と言いたくなるような
メンバー構成のチームが、
見事に生まれ変わった例が満載です!
その意味では、部下の人も読んどくべきかもですね!