コロナが生んだ「新しい食文化」
- 2021/5/21
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こちら、一見すると「今川焼き」ですが、
中に入っているのは
「あんこ」ではありません。
じつは知らなかったのですが、
SNSなどで紹介され、
結構な人気商品になっているらしい。
ニチレイの冷凍食品で発売された
「片手で食べられるお好み焼き」というもの。
つまり中に入っているのは、
豚肉やキャベツ、卵など、お好み焼きの具材なんです。
しかも丁寧に、
半分はソース味、半分はマヨネーズ味と、
分割した味になっています。
私からすれば混ざっていたほうがよかったけど、
面白い食品ですよね。
☆
実際にこういう食品が関西にあるのか?
……と思ったら、
そういうわけではないらしい。
完全に冷凍食品のオリジナル。
「お好み焼き」も「今川焼」も
すでに定番になっているそうですが、
合わせてみたら面白いんじゃないかと、
思いつきで生まれたようです。
☆
でも、これが流行っているのは、
時代の要請もあるとか。
つまり、「ワンハンド食」とか
「テレ食」と呼ばれるニーズですね。
リモートで飲み会をする。
あるいはリモートで会議をしながら、
ランチなどを食べる。
飛沫は飛びませんが、
画面を見ながら食事をするって、
案外と大変なんです。
昔、家でも、
テレビを観みながら食事を口に入れると、
こぼしたりして、怒られたこともありました。
そこで、箸を使わず、
片手だけでキレイに食べられる料理ならば、
リモートで話しながら口に入れやすい。
確か「サンドイッチ」は、
サンドイッチ卿なる方が
カードゲームをしながら皆で食べられるようにつくった
……と聞きますが、
同じようなことが今の世の中では起こっているんですね。
しかも冷凍でつくりやすく、
皆のウケがいい「お好み焼き」。
いろんなニーズを満たしていることが
想像されますね。
「面白いね、それ!」なんて、
画面の向こうから言われそう。
気になる方は、ぜひ食してみてくださいませ!
[効率無視の仕事術]