身心一如……。
心と体は、つながっているんだよ、
ということですね。
「まわりの騒音に目を奪われず、
規則正しい生活を心がけましょう」
と言っている「多聞山大権現」は、
港区の「天現寺」。もともとは仏教の言葉です。
ただ、そう簡単なことではありません。
☆
深田恭子さんに続き、大坂なおみさん、
トップで仕事をする人たちも
本当に心の問題で苦しんでいたんだろうな
……ということが想像されます。
もちろん、お2人はコロナの感染とは
無関係かもしれません。
けれどももう2年近くも、
思うように計画したことができない。
周りに人もいないから、
あまり相談することもできない。
ストレスを解消する手段も制限されている
……なんていうことが、
人によっては続いているわけです。
メンタルが傷ついた結果、
体にも問題が出てくるというのは、
当然といえば当然なのでしょう。
☆
独立してから長く、
1人で仕事をすることが多くなっている私です。
会社に行っていれば、
「周りの人からの指示で
仕事をせざる得ない」という状況もある。
でも、1人しかいないと、
心をコントロールできないことは
しばしばある。
もう普通のことになっています。
1日中仕事をする気になれなかったり、
いつのまにか眠ってしまっていたり。
「まわりの騒音に目を奪われない」とか、
「規則正しい生活を心がける」とはわかっていても、
心はコントロールできないことも多い。
それはもう、
自分の心の弱さを認めるしかありません。
だから心が弱まっているときは、
無理に体をコントロールすることもないのでしょう。
自分に寛容になって
両方をいたわりながら付き合っていく。
とくに現在は、そんな日常の習慣づくりが
求められているかもしれませんね。
うまくいかないときは、
休もう、サボろう。
それでいいじゃありませんか。
[効率無視の仕事術]