本の紹介1 『BIG TALK』

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今年書いてきたブログが消滅したことで、
本の宣伝をしたページも消えてしまいました。
なので、今回はあらためての紹介です。

シンペイ・サトウさんと、
スティーブン・メロディアスさんの共著、
BIG TALK
すばる舎さんから、11月に発行になっています。

シンペイさんは、
私が大変お世話になった先生。
作家であり、自己啓発の大家であり。
脳科学者であった、「ドクター」こと、
佐藤富雄先生のご子息です。

生前、ドクターから、
あまり息子さんの話を聞くことはありませんでした。
実は大変な人生を過ごしていた方で、
大学時代にほとんど視力を失うような大病を患っていたんですね。

一方でスティーブンさんは、
その前からのシンペイさんの幼馴染です。
小さい頃からドクターの家に出入りしていたそうですが、
日本生まれの外国人として、
いつも周りから浮いた存在して見られる立場。
常にコンプレックスを持ちながら
日本社会で歩む人生を余儀なくされました。

この2人を支えたのは、子どものころから聞かされた、
ドクターの「口ぐせ理論」だったわけです。

日々、言葉にしていることを、
人は必ず実現させる力を持っている。
一時期ブームにもなった、科学理論でした。

ただ、すべての人が実現できるわけではない。
それは不安や心配、あるいは自分に対する不信感が、
いつもブレーキをかけるから。

でも、この2人は長い間、お互いに声を掛け合うことで、
絶えず「口ぐせ」を交換し合ってきたわけです。
だから自信を失うことなく、
当然のように目標を実現することができた。

それが本書でいう「バディ」の効果ですね。

そうして、かたや障害を克服して、大手企業でキャリアを積み。
かたや起業家として、大成功した2人。

今度は自分たちがやってきたことを
「新しい成功理論」として
世の中に発表することを決意したわけです。

非常に懐かしくもあり、また、新鮮な気持ちで
私も編集させていただきました。

コロナ禍では多くの人が人との「絆」について
考えさせられたと思います。
面倒くさい人間関係なんていらない。
そう思いながらも、
何か大切なことを忘れているような気になってしまう。

本書を読むと「これなんだな」と
改めて感じるかもしれません。
誰かと「BIG TALKする機会」を
これから取り戻していかないとですね。

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