「恵方、吉方」の仕事術
- 2022/2/4
- できる人研究所
「恵方巻き」って、こんなに大きかったっけ……。
こちらはスーパーで買ってきたものですが、
さすがに1000円くらいするだけあって。
マグロやらカニやら、イクラやらイカやらと非常に豪華。
でも、こんな風にいっぺんに食べるのは、
少々もったいない気もする。
そもそも古くからの習慣でもなんでもなく、
最近になって急に流行った節分行事ですから
律儀に守ることはないのですが、
まあ、たくさん売っていると、食べたくもなります。
それはそうと、「恵方」というのは、
毎年の「そっちに幸運がある」とされる方向です。
これはそもそも「歳徳神」という神様のいる方向で、
方位と十干の方角の組み合わせにより
毎年のローテーションで回ってくるもの。
今年は「北北西」ということで、
恵方巻きを食べる方向ですが、
そっちの行くと「幸あり」ということになります。
これ日本全土で見れば、
北海道や東北のさらにずっと西……ということか?
北朝鮮とか、シベリア?
そっちに幸ありなのか……。
とてもそうは思えないのですが。
こうした全体的な「恵方」だけでなく、
個々人に異なった「縁起のいい方向」もあります。
それを見定めるガイドで、
かつては細木数子さんの本が
大ベストセラーになっていたこともありますね。
ただ、現在は誕生日などを入力することで、
簡単に調べられるサイトがいくつかあります。
また「方位磁針」も、
現在はスマホにダウンロードすることができるんですね。
便利になったものでございます。
そんな占いに頼る必要なんてないだろう
……と思うのですが、
たとえば「どっちの病院に行こうかな」とか、
「どっちに会社に入ろうかな」とか、
正直、「どっちでもいい」で結論が出ないときに
「方位を見てもらう」のは案外と決め手になる手段です。
じつは私も母親がそういうのを見られるので、
事務所を立ち上げるときに活用したことがあります。
結果、中目黒やら恵比寿やらと、
家賃の高い場所が選択肢になったのですが、
長く事業を継続させることができました。
ワクチンをどこで打つかとか、
デートをどこにしようかとか。
決まらなかったら、神さまに決めてもらうのもいい。
便利ですから、その年の「吉方」というのは、
知っておくといいかもしれませんね。