「やりたいこと」は全部やろう!

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せっかく金メダルが出たのですから、
この方の話です。高木美帆選手、
本当にすごいですよね!

何がすごいって、
金メダルを取ったとか、
オリンピック新記録を出したということより、
私はそもそもの
「5種目に挑戦する」ということが
すごいと思うんです。

そのうち銀メダルが3個になりましたが、
ようやくの1000メートルで金となりました。

機会を増やせば、それは可能性は増える。
でも、やりませんよね。普通。
努力も大変に見えるし、あまり効率的に思えない。

実際、スピードスケートの世界でも、
調べるとやはり、種目を絞って、
その距離のスペシャリストになることが
アスリートの主流ではあるようです。

これはビジネスでも同じですよね。
いろんなことに手をつけるのでなく、
自分のやることは「これ」と決めて、
特化した分野でのスペシャリストを目指すべきだ
……とは、よく言われます。

でも、本当にそうなんだろうか?

よく考えたら成功しているアスリートは、
案外と「1つに絞る」なんてことはしていません。
代表的なのは大谷翔平さんでしょうが、
平野歩夢さんもスノーボードだけでなく、
スケートボードに挑戦していましたね。

絞り込まないほうがいいんじゃないか?
そう私が思う理由はいくつかあります。

まず「自分の得意技は何か?」なんて、
本当は自分でわからないところも多いんです。
高木美帆さんの今回の金も、
「一番の得意分野」ではなかったですよね。

「自分は営業は苦手だから」なんて言う人が、
やってみたら大成功することは、
仕事でも多く見てきました。

それに「自分は〇〇のスペシャリストだ」という人は、
リスクも高いんです。
実際、私がライターの世界でやってこれているのも、
「ビジネス」に「健康」に「科学」に
「スピリチュアル」に「歴史」に「古典」……にと、
幅広いジャンルで仕事ができたことが大きいんです。

かつて「コンピューター専門」と言っていたライターさんが、
大量に仕事を失うのも見てきたし、
ビジネス一筋だって、今ヤバイでしょう。

「なんでもできる人」のほうが、
実際は生き残れやすいわけです。

さらに加えると、人生は1度なのですから、
たくさんのことに挑戦できたほうが
やっぱり楽しいですよね。

大変だけど、高木美帆さんは、
「やめよう」なんて思わなかった。
体は限界だったそうですが、
それでも「やりたい」のでしょうね。
そういう人でないと、
やっぱり偉大な人になれないんじゃないか。

ともあれ私たちも、せっかくの人生、
たくさんのことに挑みたいですね。

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