こちら致知出版社さんから送っていただきました。
『読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書 』
という本。
大ベストセラーになった
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
の第二弾ですね。
前作に続き、今、非常に売れているようです。
前作と同様、数々の偉大な方々が、
雑誌など様々なところで書いている文章が
365人分、掲載されている本。
それだけで非常におトクなのですが、
私のところに届いたのは、
なんとこのベストセラーに
私の訳文も掲載されているんです。
致知出版さんで現代語訳した古典の中から
幸田露伴さんの『努力論』より
「『借福』の工夫」という話。
そして、世阿弥さんの『風姿花伝』より
「『時分の花』と『誠の花』」
というものですね。
前者は「福をそのときに使い切らず、
必ず未来の分に残しておく」という話。
後者は「若いうちの評価を
ベテランの評価と同等に考えてはいけない」という内容です。
詳しくはぜひ、
読んでいただくことをお勧めします!
もちろん私の文章というわけではなく、
夏川は単に過去の時代に生きた人々の言葉を
わかりやすく伝えたに過ぎません。
参考文献のページを見ない多くの読者さんは、
私という人間が翻訳していることさえ、
まったく認識せずに本を閉じるでしょう。
でも、頑張って本を訳して今に伝えたから、
現代の作家や科学者、経営者の中に、
15世紀に生きた世阿弥さんの言葉などが
なんの違和感もなく、しれっと混じっていられる。
それを陰で成し遂げたということだけで、
何やら誇り高い気持ちにはなりますよね。
他に紹介されているのは、
五木寛之さん、稲盛和夫さん、浅利慶太さん、
瀬戸内寂聴さん、柳井正さん、平尾誠二さん、
永守重信さん、長渕剛さん、加藤一二三さん、
張富士夫さん、古賀稔彦さん、伊調馨さん、
岡本綾子さん、佐藤愛子さん、宇津木麗華さん、
村田諒太さん、山中伸弥さん、などなど。
前作と合わせて、
ぜひ手に取っていただくといいでしょう!