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- 「BookBang」で『貞観政要』が紹介されました!
「書評サイト」の「Book Bang」 で
夏川訳の『超約版・貞観政要』が紹介されました!
本ページは下記からですね。
https://www.bookbang.jp/article/735447
アップルシード・エージェンシーさんによる紹介記事になります!
『「鎌倉殿の13人」で話題の
北条家でも読まれていた『貞観政要』
帝王学の教科書と呼ばれる理由とは』
という内容。
ちょうど大河ドラマでは、源頼朝が亡くなり、
混乱した幕府がこれから
北条政子さんを中心にまとまっていくところ
……ですかね。
その政子さんのリーダーマニュアルとして使われたのが
『貞観政要』といわれています。
■「自分ですべてをやろうとせず、部下を信頼して任せるべき」
■「優れたリーダーほど長所を見つけて活用する」
■「できるリーダーほど無意味な報連相を求めない」
■「ダメな組織には忠臣はいても良臣がいない」
■「事後を見据えた勝ち方こそ組織が永続する秘訣」
ポイントは記事を読んで欲しいのですが、
■高度な戦略などが書いてあるわけではない『貞観政要』
……というこの記事が、
北条家がこの書物を愛した理由があるような気がします。
『貞観政要』の太宗さんは、皇帝になるにあたって、
兄と弟を殺さざるを得なかった。
『鎌倉殿の13人』を観ても、
北条政子さんは娘を
北条義時さんが妻を
両者にとっての兄を、
それに一緒に戦った仲間たちを
冷酷な頼朝の戦の中で犠牲にしているわけです。
「二度とこのような状況をつくりたくない」
という強い想いが、
自らを絶対化せず、周りの人たちの幸せを願う姿勢に
つながったのではないか……。
そういうことなのでしょう。
「私たちは競争に疲れ果てている。
思いやり認め合う気持ちを取り戻したいものだ。
「リーダー論」「帝王学」と称される『貞観政要』だが、
何も高度な戦略などが書いてあるわけではなく、
とても人間らしいことが述べられた書なのだ」
ここにあるのは「ハウツー」なんてものではない。
ただ仲間たちから愛され、
「皆のリーダーになってよかったな」と
思えるような人間的リーダーを目指すための本。
難しいことではまったくありません。
そうなりたい人に、ぜひお勧めしたい本ですね!