1日のうちで、一番たくさん見る動物は?

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5月23日は、
「世界カメの日」だったそうです。

カメが世界的に記念されているの……?
ちょっと不思議ですが、
「米国カメ協会」が認定した正式な記念日だとのこと。

世界的にカメをリスペクトし、
保護への意識を高めようというわけですね。

とはいえ、「なぜ亀か?」ですが、
考えてみれば長寿の象徴であり、
中国では古代から神獣になっていた動物です。

しかも日本でもアメリカでも、
どういうわけか悪と戦う
子供たちのヒーロー枠に収まっています。
ガメラとか、ミュータントタートルですね。

それでいて、とくにウミガメやゾウガメなど、
人間の乱獲によって、絶滅が危惧されている種が多くあります。
その保護をうったえる日は、あっていいのかもですね。

じつは私にとって、「カメ」というのは
1日で最も多くの個体数を見る、
かなり身近な動物だったりします。

それは川沿いをウォーキングなどした日に限られるのですが、
こちらに毎度、大量にいるのは保護対象でなく、
むしろ駆除対象。
「ミシシッピー・アカミミガメ」
つまりは、ミドリガメです。

その昔、街角のペット屋とか、縁日でも売られていました。
学校で流行ったこともあり、
私も飼っていたことがありますが、
いつのまにか感染症をもたらしたり、
害獣として土着の環境を破壊するということで
人類の敵のようになっています。

ただ、何度も駆除している光景は見ましたが、
いつのまにか生き残っている亀が再繁殖し、
川のあっちこっちで日向ぼっこしている姿が戻ってきます。

でも、個人的にはちょっとそれが愉快だったり……。
なんせ子どものころは、愛した動物ですからね。
今ものんびりしている姿には、
なんとなく癒されるところもあったりする。

そもそもはこの川、ドブ川だったのがキレイになり、
最近になってやっと魚が増え、
鴨やサギが来るようになったところ。
別に在来種のイシガメなどがいるような川でもありません。

ならば、可能な限りは、
生かしてもらってもいいのではないか。

自然保護は大切ですが、
個人的には「亀がいなくなる日」も来てほしくないかも。

まあ、希少種も害獣も、
一生懸命に生きている点では同じ。
自然をリスペクトする気持ちは、
大切にしていきましょう。

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