頑張れ、未熟者たち!
- 2023/6/9
- できる人研究所
画像はシジュウカラと思いますが、
薄い緑色の体と、ちょっとずんぐりして、
スズメより小さな体、
おそらくは雛から大人になったばかりなのでしょうね。
警戒心の強いシジュウカラに、
こんな近くまで接近できることは、
なかなかないと思います。
それがどうしてこんな足元に……?
おそらくは大人になったばかりで、
うまく跳びことができないのでしょう。
広い駐車場に降りてきたものの、
再び浮上することがうまくできない。
それで私から逃げようとしているのか、
あるいはどうしていいかわからないのか。
私の足元をひたすらピョンピョン走り回って、
どうにかしようとしている。
なんだか逃げているというより、
じゃれているようにしか見えないのだが……。
ちょうど用事があって停めていたパーキングから
車を出そうとしていたとき。
このままでは引きそうで、動かすこともできません、
ふと気づくと、心配している親なのだろうか?
姿は見えませんが、周りのどこかで
激しく鳴く声もします。心配しているんだろうな……。
みていると、ようやく不器用な足元のこの子も、
ちょっとだけ飛び上がって、駐車場の少し遠くのほうへ。
完璧に逃げたとはいいませんが、
親や仲間たちも、
そちらのほうへ向かっていったようです。
大丈夫だったのだろうか……?
心配ですが、無事に飛べるようになるといいですね。
どこの世界にも未熟なやつはいるんだな
……と思いますが、
考えて見ると人間の世界も同じかもしれない。
長いコロナが明けて、
本当は飛び立たなければいけない時期だけど、
うまく飛ぶきっかけがつかめない。
今は私たち、シジュウカラの巣立ちと
同じような時期なのかもなぁ……。
でも、最近見ていると、
一つ先に進んでいる人というのは、
状況を見ながら周りの人を助ける力に
優れている気がしますね。
その点は、私たちの社会も
鳥の社会も同じなのでしょう。
ここでどれだけ飛べるかは、
それだけ他の人を助けられるかに
かかっているのだと思います。
皆で頑張って飛び上がる努力をしていきましょう!