父親の好みが引き継がれる日

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

画像のこちら、父の日のお供え物ですね……。

数年前に私の父親は世を去っていますが、
たいていこの日には父親が好きだったものを
仏前に供える習慣になっています。

つまり、とうもろこしだったり。
あるいは豆餅や、大福だったり……。

父親が生きているときは、
私がそれらを食べることは
あまりなかったかもしれません。

なぜなら父が1人で食べてしまったから……(苦笑)

ところが仏前に供えると、
結局のところ誰かがその後で
処理しなければならない。

必然的に父の日になると、
私はトウモロコシや豆餅を食べる機会が
多くなる……のですが、
「こういうのが好きだったんだな」と思うごとに、
毎年、楽しみにしている自分がいる(笑)

その昔、とうもろこしなんて
ほとんど食べなかったのに、
「好み」ってこうして伝承していくものなんですかね。

「母の日」と「父の日」は、なんでも
両方ともアメリカで始まった習慣だそうですが、
共通するのはどちらも
「亡き相手」を偲ぶ目的だったとのこと。

教会に集まり、生前の面影を思い出す催しをしたのが、
いずれもきっかけだったそうなんですね。

どんなものが好きだったのか?
どんなことを考えていたのか?
家族のような近い間柄ですら、
私たちは大切なことを伝達しそびれていることが多い。

できることなら生きているうちに
お互いの「好き」を共有できる機会を
作っておきたいものですね。

あらゆる人間関係に
そのことは言えるのかもしれません!

関連記事

ページ上部へ戻る