ここに来ると奮起できる、そんな神社

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久しぶりにここに来ました。
関東で最古の神社、
茨城県の「鹿島神宮」ですね。

画像は「奥宮」と呼ばれる
一番奥にある小さな神社。
入り口付近の本宮は、
現在、改装している最中でした……。

ここに祀られているのは、
「タケミカヅチ」という神様です。

アマテラスさんの名を受け、
出雲のオオクニヌシと交渉し、
日本の統一に寄与したとされる神様。

つまりは「日本」という国が誕生する際には、
すでに建立されていた神社ということ。
実際に大和政権が東日本を統治する際に
起点となった場所とされています。
東日本においては、東京よりもずっと古い都が
ここにあったわけですね。

ちなみに平安時代に活躍する藤原氏の前身、
中臣氏は、この地に根ざした氏族とされます。
近くには「大化の改新」を実行した中臣鎌足を
祀った神社もあります。

そんな古い神社がこの場所ですが、
初めて私が来たのは10年くらい前。
そのころにはビジネス書が売れなくなり、
少々、行き詰まってもいた時期でした。

そんな折、古典の現代語訳は
もう手をつけていましたから、
そちらを拡充するとともに
「歴史や人文関連の企画も考えようか」
ということを考えます。

それで「日本史」の企画書を考えながら、
せっかくだから日本誕生の頃の神社に参ろうか……と、
やってきたのが鹿島神宮だったわけです。

結果、企画は通り、
第2弾まで執筆することができました。
それが売れたかどうか……といえば、また
微妙なところではありました。
一応は新しい路線も開拓でき、
自分の成長につなげることができたんですね。

それ以来、たまに「心機一転!」をしたいときは、
ここにお参りに来たりする。
まあ、今回はコロナなどでずっと来られなかったので、
久しぶりのご挨拶だったのですが、
やはりこの独特な神聖な空気に場所にくると、
心を震わせられるものがあります。

ここからまた仕事もリニューアルし、
さらなる成長を目指していきましょう。

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