「賢者の会」って何?④〜人と人の交流

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18日に再開する「賢者の会」。
どんな集まりだったのかを振り返っていますが、
今日は「交流」についてですね。

画像は少し解像度を下げていますが、
広尾の餃子屋さんだったと思います。

「セミナーはそれが目当て」という方も多いでしょうが、
たいてい私たちは勉強会のあと、
懇親会をしていました。

よく使っていた品川の焼きとん屋さんとか、
麻布十番の焼き鳥屋さんとか、
まだ健在なのでしょうか。
コロナを挟んで少し心配ですね。

じつは懇親会って、とても重要です。

というのもセミナーには質疑応答の時間がありますが、
大抵は決まったような質問しかできません。
議論し、意見を聞く、なんていうのは、
多くは終わったあとの
非公式な場でしか実現しないわけです。

さらに懇親会であれば、
話したテーマを超える「雑談」ができます。

「雑談」の重要性は、たくさん本が出ているから
今さら……かもしれません。
でも、実際、新しいプロジェクトになる
多くの企画や思いつきというのは、
懇親会の会話の中から出てくることが
非常に多いんですね。

私たちの会はさほど
大勢が集まる会ではありませんから、
比較的、雑談もしやすいでしょう。

私自身はどちらかといえば、
「人との交流が苦手!」という人間ですが、
勝手にどこかで誰かと誰かが話をし、
そこから何かが生まれれば非常に嬉しいこと。

「会を運営していてよかった!」
という気持ちになりますものね。

実際、長く会をやっていると、
そういうことは度々ありました。

編集者と出会ったことで、
初の著作を実現した方がいたり。
講師さんと企業の人事部の方の出会いで、
大きな研修の仕事が始まったり。

それだけでなく、SNSなどを見て、
私たちの会に参加してくださって方が、
その場で初めて会った方の会に
参加している風景を見ると、
それだけで嬉しかったものです。
仮にうちの会以上の常連さんになったとしても、
全然OKな気がします。

こういう場であったことが
おそらくは私たちの仕事をずっと押し上げてきたこと。
同時にコロナ後、
そういう場が停止状態になっていることが
日本経済にもブレーキをかけているような気が
しています。

むろん、私だけが張り切ったところで、
どうしようもないところはあります。
でも、再開する以上は、
できるだけの場づくりはしたいですよね。

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