「おにぎり専門店」の仕事術
- 2023/11/25
- できる人研究所
画像、鮭と梅干しの
典型的な「おにぎり」ですが、
コンビニで買えば、
たぶん2つで二百いくらですよね。
ところがこちら、
唐揚げとカマボコがついているとはいえ、
これだけで560円。
少し高めではありますが、食べてみると、
まったくコンビニのおにぎりとは、
「密度」のようなものが違います。
手でしっかり握ったおにぎり
……そんな感じで、納得できる料金。
おにぎりの種類はたくさんあるので、
いろいろ食べてみたい気になりました。
こちらは目黒アトレの2階にある
「新潟ゆのたに心亭」という
おにぎり専門店。
今年の4月にオープンしているそうですね。
新潟で、お米といえば、コシヒカリ。
こちらは「魚沼産のコシヒカリ」を
全国に届けている会社で、
そこが作った「おにぎり専門店」ですから、
美味しいのは当たり前かもしれません。
にしても、現在は、「おにぎり専門店」が
空前のブームになっているそうです。
そういえば恵比寿でも目黒でも、
たくさんのお店が、いつのまにか出店されています。
なぜ、そうなったのか?
1つは海外で「ライスボール=おにぎり」が注目され、
SNS等で皆が絶賛し、逆輸入のような形で
日本で流行りだした事情があるそうです。
もう1つは、コロナ禍による
「外食からテイクアウトへ」の移行と、
なんといっても私たちの財布事情でしょう。
テイクアウトはたくさんあるけれど、
このところの物価高で、
ちょっと美味しいものを買えば、
すぐに1000円を超えてしまう……。
それを毎日とすると大変な負担になりますが、
コンビニばかりでは飽きてしまう。
そんなかで「おにぎり」は種類も多いし、
基本、お米が美味しければ、
日本人なら繰り返し食べられますよね。
「お店事情」に関しては出店する側も同じで、
何より「おにぎり専門店」であれば、
設備投資が少なくて済むとのこと。
具材も生ものは少ないし、調理をその場でしなくてもいい。
なるほどお米さえ炊けるなら、
小さなスペースでも出店が可能であるわけです。
とはいえ、問題はわざわざ、
「おにぎりに少し高めの投資をするかどうか」ですが、
これだけ美味しいなら、
専門店をもっと利用してもいいかもしれない。
コンビニのものとは別ものとして、
食べる選択をするのが良さそうですね。