いまだ健在、ロックを続けて40年!
- 2023/12/3
- できる人研究所
先日、皆でランチをした、こちらのお店。
マイケル・ジャクソンなどの写真や
ボン・ジョビなどのギターが見えますが、
店内を飾る、数々のロックアーティストの
メモリラブルグッズ……。
こちら上野駅の構内にある、
「ハードロックカフェ」ですね。
六本木の本店が有名ですが、
仕事で上野へ来たり、
あるいは博物館や美術館に来るたびに
カフェなどでも寄っていたから、
私には上野のほうが馴染みにも思えます。
ちなみにランチのハンバーガーは、
こんな感じです。
じつは「ハードロックカフェ」は、
今年で日本上陸40年なんだそうです。
上野のお店も、すでに20年以上の歴史。
ここまでいくと、レストランとしてはもう
「老舗」の部類かもしれません。
むろん、いくつかの店舗は閉鎖され、
今は全国に4店舗だとのこと。
でも、レコードやCDが廃れ、
洋楽を聴く人間が減っている現在、
いまだ「ロックが聴けるお店」を
断固として続けているのは、
ファンとして嬉しい限りですよね。
ほとんどのお客さんは、
飾ってある写真や楽器の人物が何物かも
わかっていないかもしれませんが、
それでも永遠にやり続けてほしい……。
そもそも1971年、
ロンドン在住のアメリカ人が、
「アメリカ料理のお店」を始めたのが
ハードロックカフェの始まりだそうです。
その名前は、アメリカのロックバンド、
ドアーズのアルバムに使われた名称から
取られました。
ファーストフードならまだしも、
「アメリカ料理」って何なのよ?
そんな疑問をよそに、
ハンバーガーやステーキなど
肉でゴリゴリに押してくる豪快なメニューは大ヒット。
そしてこのお店を気に入ったエリック・クラプトンが、
自分のギターを展示したことで、
いつのまにか「アーティストのグッズ」を飾るのが
お店のアイデンティティになったとのこと。
全国のお店で7万7000種類に及ぶ
アーティストのメモラブルグッズを所有しているそうで、
今やほとんど博物館のレベルになっているそうです。
それでもこだわって
皆が楽しめるお店であり続ける姿勢。
ずっと同じ場所にあり続けてほしいですね。