雷鳥がいるのはどこの県?
- 2024/1/28
- できる人研究所
こちらお土産にもらいました。
『雷鳥の里』ですね。
ひさしぶりに食べたのですが、
こんなに美味しかったっけ?
子供のころに食べた記憶しかなかったのですが、
洋風の味付けだったんですね……。
ミルキー風味だったらしい。
さらに、これみよがしに入っていた
雷鳥のおまけ……。
大、中、小のセットに合わせ、
それぞれの大きさに合わせたものが
入っているんですね。
何に使うと思ったら、栞らしい。
大きいのは文庫本からはみ出るのでは
ないだろうか……。
ところで「雷鳥の里」というお菓子。
北アルプスの名物ですし、
北アルプスといえば、立山とか飛騨ですから、
富山県のお土産だと思っていました。
(飛騨は岐阜ですが……)
でも、そうでなく、
「雷鳥の里」は長野県のお土産。
北アルプスの入り口にある、
大町市のお土産として売られているものなんですね。
発売されたのは1972年。
もう半世紀以上に歴史を持っている
定番のお菓子になっています。
北アルプスといえば、
先週まで「プラタモリ」の番組で
「黒部峡谷」のことを扱っていました。
父親の田舎が富山であり、
また、その父がダムなどの工事もしていた
建設会社の人間だったころから、
子供の頃は何度も、
黒部ダムに連れて行ってもらっていました。
その黒部峡谷は、昭和の初期から
水力発電の開発が行なわれていましたが、
ずっと「秘境」として人を寄せ付けてこなかった地域。
だから逆に冒険半分の旅行者とか、
登山家たちにとって、
憧れの場所になっていったわけです。
そんな秘境に入る人だけ、見ることができた
「雷鳥」という鳥。
「この鳥が、北アルプスに住んでいるんだぞ」と、
世に知らしめた意味でも、
半世紀続くロングセラーお菓子の影響は
大きかったかもしれないですね。
ぜひ、食べてから本を読み、
雷鳥栞を使ってやってくださいませ。