足元で咲いていた「小さな太陽」!

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なぜか3月になって、
不可思議に寒くなっている東京ですが、
それでも暖冬の影響か、
今年は花が咲くのが早いようですね。

桜ももうすぐかもしれませんが、
すでに満開になっている早咲きのものは
ブログでも紹介しました。

でも、地味に、こんな花も綺麗に咲いていました。

真ん中の黄色や赤の部分も含め、
色付きのあんこが入ったマシュマロのような、
妙にフワフワした花……。

「これ何だ?」と思って調べると、
やたら多くの種類があって難しいのですが、
たぶん「ヒナギク」の一種らしい。

といっても菊には程遠いのですが、
ヨーロッパで「デイジー」と呼ばれている花です。
中でも「チロリアン・デイジー」と呼ばれる種類。

デイジー自体がイタリアの国花だそうですが、
チロルは確かアルプスの周辺の地方。
その辺りで咲いている花……なんですかね。

この「デイジー」という名前、
女性の名前にも使われると思いますが、
そもそもは「Day’s Eye」、
つまり「太陽の目」という意味なのだそうです。

なるほど、太陽の目と言われたら、
この外見、よく当てはまるかもしれませんね。

外見が太陽に似ているだけでなく、
陽が出ているときに、
頭上の太陽を見上げるように咲いていることから、
この名がつけられたという説もあるそうです。

日本では「ヒナギク」と呼ばれますが、
ほかに「長命菊」とか
「延命菊」という別名も持っています。

つまり、それだけ
「長く、花を咲かせている」ということですね。

小さな花だけど、
そこには太陽のような輝きがあり、
他の花に負けない強さを持っている。

だからこその女性名への採用であり、
国花への採用なのかもしれません。
ちなみにイタリアではこの名前、
「マルゲリータ」なんですね。
ピザですか……。
また食べ物に戻ってしまう。

でも、
「デイジー=マルゲリータ=ヒナギク」
だったんですね。
ちょっと意外でしたが、
春の知識として覚えておきたいですね。

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