冒険家の言葉とともに、前へ進もう!

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「進むこと、ひたすら前に進むこと」

こちらは冒険家、植村直己さんの言葉。

5月11日は、その植村さんと
松浦輝男さんが、
エベレストの登頂に成功した日なんだそうです。

その日は、はじめて
日本人がエベレストの頂に立った日になっています。
世界では6番目になる偉業。
植村さんはそのとき29歳でした。

このとき探検隊グループの中から2人、
山頂のアタックに選ばれたのが植村さんと松浦さん。

先頭を歩いていた植村さんでしたが、
そのまま自分が日本人初の登頂者になっていいのか?
先輩の松浦さんが先に山頂に立つべきだと、
後ろへ回ろうとしたわけです。

「いや、一緒に山頂に達しようよ!」

それで2人肩を組んで、
同時に山頂に立つようにした。
だから「日本人初の登頂者」は、
2人ということになっているんですね。

じつはこのとき、
初登頂を記録したビデオカメラを置いてまで、
植村さんが持ち帰ろうとしたものがあります。

それはエベレスト山頂の石……。
これを一体どうしたかといえば、
登頂を前に事故死してしまった山岳部の同僚の
仏前に供えたのだそうですね。

そんなふうに自分の名誉のことよりも、
周りの人のことを最優先で考えていた植村さん。

こんな方だったからこそ、
およそ3ヶ月後にはアラスカにわたり、
マッキンレーの登頂に成功。
世界で初めて、5大陸の最高峰に
すべて成功した人間となりました。

14年後、植村さんはこのマッキンレーで
冬季に初めて、単独登頂に成功したのち、
消息を絶ってしまっています。

「みんな、それぞれが、何か新しいことをやる、
それはすべて冒険だと、僕は思うんです」

「始まるのを待ってはいけない。
自分で何かやるからこそ、何かが起こる」

この人の言葉には、
本当に動かされるものが多いですよね。

怯まず、怠けず、躊躇せず、
私も新しいことにチャレンジしていきます!

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