この「オーロラ」は、いいオーロラなの?

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今、世界中でオーロラのニュースが飛び交っています。

画像はイギリスで見えたものだそうですが、
北海道でも、東北でも、能登でも見れたという話。

画像を見ると、
「夕焼けとどう違うの?」というものも多いのですが、
それでも若い頃だったら、
車を飛ばして一泊もせずに
どこかへ確認に出向いたかもしれない。

かつて師匠の別荘が知床の別海町にありましたが、
その当時だったら、
今ごろはかなり、盛り上がっていたかもしれない……。

とはいえ、
これって手放しで喜んでいい現象なのでしょうか?

オーロラの発生理由については、
じつは現在も完璧には解明されていないらしい。

ただ、太陽から吹き飛んでくる、
極めて高温のかつ、電気を帯びた「風」が、
地球の大気層と衝突することで
起こっている「らしい」んですね。

つまり太陽からやってくる強力なエネルギーを
窒素や酸素など、地球の空気がブロックしている。
その抵抗の痕跡が、
じつは美しい光のオビに見えるわけです。

そう考えると、ただ「キレイ」では済まない。
私たちはもっと、
オーロラに感謝しなくてはいけません。

そして、これが南極や北極だけでなく、
他の地域で見られるということは、
現在は世界のあっちこっちに
太陽の脅威が降り注いでいるわけです。
「太陽フレア」というやつですね。

それって怖いことじゃないのか?

数年前に巨大な太陽フレアが、
地球を滅亡させる映画がありました。

実際、恒星の周りを回っている惑星は、
かなりの頻度で、フレアによって
焼き尽くされているそうです。
オーロラで守りきれない「風」がきたら、
人類は一発アウトのようなことに
なってしまうのではないか?

ただ、これをそんなに恐れる心配はない
……という話はあります。

先に「かなりの頻度で、
フレアは惑星を焼き尽くしている」と言いました。
それに対して、
地球は過去何千年の歴史を見ても、
フレアによって生命体が全滅した証拠はない。

つまり、最初から適度な距離があるから、
地球は存在しているわけです。
太陽がどう頑張っても、
スーパーフレアはここまで届かない……。

ならば安心ですが、
それでも放射能の危険や、電磁波の影響など、
太陽からやってくるものは、
必ずしも「いいもの」ばかりとは限りません。
今回のオーロラでも、電磁波への影響は
少し心配されています。

そんなわけで正しく
私たちは、宇宙の秩序とも
付き合っていかなければいけませんね。

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