なぜ「母の日」にカーネーションを起こるのだろう?

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5月12日は、「母の日」でしたね。

実家に帰って、何らかの親孝行をした方。
自分自身が、お子さんからお祝いをしてもらった方。
あるいはお墓参りをした方など、
いろんな方がいらっしゃるのではないかと思います。

そもそも5月12日が、なぜ「母の日」なのか?

これはハッキリしていて、
19世紀末にアメリカで社会運動家として活躍した
アン・ジャービスさんと、
その娘のアンナ・ジャービスさんに関連しています。

このアン・ジャービスさんは、
南北戦争の真っ只中だったアメリカで
「母の仕事の日」という活動を始めた方でした。

どういうものかといえば、
ようするに母親たちがみんなで、
敵、味方に関係なく、
負傷兵のケアをお手伝いしようというもの。

敵の兵士にだって、私たちと同じように
母親がいる。
戦いは男たちが勝手にやっていることだけど、
私たちは相手側の母親になり変わって、
すべての子どもたちを守っていこうよ……と。

今でもロシアでは、息子を戦地に送った母親による
反戦運動が行なわれていますが、
そうしたことの源流にもなったのが、
このアン・ジャービスさんの活動だったんですね。

そんな母親を尊敬していたのが、
娘で教師をしていた
アンナ・ジャービスさんという方。

彼女は、母が亡きあと、
「母親の活動を皆に忘れてほしくない」と考え、
教会で記念会を催し、
母親が好きだった白いカーネーションを
参加者全員に配ったのだそうです。

これがジャービスお母さんの命日だった
5月12日のこと。
やがてアメリカで、また日本にも定着して、
母の日が「5月の第二日曜日」に
行なわれることになったのだそうです。

ちなみに母の日だっただけでなく、
この日が80歳の誕生日でもあった私の母親に
「欲しいものは何かある?」と聞けば、
ケバブ……だとのこと。

公園にあるスタンドで売っている、
あの、こってりした中近東風の焼き鳥っすか……?

そんなわけで公園のスタンドに並び、
今日は「ケバブ」を買ってきました。
牛肉入りの豪華なやつを。

私たちはオシャレな好みを持っていた
ジャービスさんに感謝しないとですね。
まあ、美味しかったけど(笑)

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