このビワって食べられるのだろうか?
- 2024/6/21
- できる人研究所
近くを歩いていたら、かなりこちら、
大量に実がなっているのを見つけました。
「びわ」ですね。
あまり周りに家はないのですが、
誰か管理しているのだろうか?
そんなふうには見えませんが……。
昔、そういえば隣近所の友達の家に、
びわの木があったのを覚えています。
よくもらったのですが、
私はどうしても苦手だった……。
好きな人は好きなのでしょうが。
実はちゃんと手入れをしていないと、
びわというのは美味しくするのが
難しい果実とも言われます。
そもそも種や歯に毒性の成分があるので、
その辺になっているものを食べるのは、
あまり推奨されていないようですね。
けれども、なぜか至るところに生えている、びわの木。
繁殖力が非常に高いとのこと。
鳥や獣が実を食べ、
どこかに種を排泄する。
そこから目が出て木が生えてという可能性が、
びわの木はかなり高いのだそうです。
だから日本には、
野生のびわの木が非常に多い。
元は食用のため、中国から導入したそうですが、
これを鳥たちが食べては、
全国に種を蒔いていったようです。
山の上から湿原まで、
至るところにびわの木はあります。
そんなふうに野生の木が多くあったからか、
その昔は「庭にびわを植えると縁起が悪い」とも
言われたそうです。
個人のものと思わずに、他人が実を取りに来てしまって
トラブルが起こる。
毒性もあるそうですしね。
もっとも「びわ」で商売をしていたお寺が、
他人の植えさせないために噂を流したという
話もありますが……。
一軒家がどんどん空き家になっていくせいか、
東京を見ても、こうした管理者不在のような
果実の木がけっこう、
東京では増えているような気がします。
野鳥くらいならいいけど、
こういうのが野生動物を増やす原因の
1つになっているのではないか……。
いずれにしろ取って食べるのであれば、
十分な注意を払う必要がありそうですね。
お子さんはやめたほうがいいかも。