「女こどもだ」なんて発想が時代遅れ!!

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「年齢に関しては、
あまり考えないようにしています。
自分自身が楽しんで、チームを助けたい」

こちら、ドイツで行なわれている
サッカーのEURO2024。
準決勝戦にて大会史上最年少ゴールを記録し、
優勝候補のフランスを撃破。

祖国スペイン代表を決勝へ導きました、
16歳のアスリート。
ラビン・ヤマル選手の言葉ですね。

昨日はセミの論文を発表する
小学生たちを紹介しましたが、
こちらは小学生のころから
「神童」と呼ばれてきた少年。

モロッコ人と赤道ギニア人の血を引く
ハーフのスペイン人だそうですが、
6歳から、メッシがいた、
あのバルセロナの下部組織で頭角を表します。

そして15歳でプロデビューし、
16歳で代表にも選出。
最年少記録を次々と打ち立てています。
周りから見れば子供も同然ですが、
チームは彼を特別視することなく平等に扱い、
今大会のスペイン代表の
結束力の象徴になっています。

人種や年齢差を飛び越えている
今の世の中を象徴するような選手ですよね。

けれども、実はこの年齢でのプレー。
開催国のドイツでは
「未成年の23時以降の就労禁止」という
法律に抵触するらしく
スペイン代表は罰金を払いながら
彼をプレーさせているという話もあります。

ラミン選手も
「学業がおろそかになっている」なんて
言われたくないから、
宿題を寄宿舎に持ち込み、
タブレットで学業をこなしながら
代表選手として試合に臨んでいるそうです。

やっぱりそういう陰の努力があるから、
若い才能というのは出てくるのでしょう。
大人は決して、
見た目で相手を舐めてはいけないですよね。

決勝戦の相手はイングランドですが、
そちらも楽しみなら、
ヤマル選手のこれからの活躍も楽しみ。
若い才能がどんどん出てくる世の中になっていることは、
私たち歓迎すべきでしょう。
日本もそうありたいですね。

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