まだまだ、燃え尽きてなんていられない!

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「銀と銅に終わったのは、
神様が試練を与えてくれたのかなと思う。
4年後、パリで忘れ物をした金メダルを
獲りに帰られるように。
金メダルを獲るまで私は燃え尽きない」

もうすぐ終わるパリのオリンピックですが、
こちらは女子卓球の個人で銅メダル、
団体で銀メダルを受賞した
早田ひな選手の言葉ですね。

金メダルこそ取っていないものの、
早田さんは間違いなく、今回のオリンピックでは、
一番輝いた人の1人でした。

特に私がそう思ったのは、
東京オリンピックを思い出すから。
そのときは出場機会のない、
リザーブの選手でしたね。

トップ選手よりもキャリアが浅いわけではない。
ようは「第四の実力だった」ということなのでしょうが、
この方はおそらくそれも
「神様が努力に応じて与えたもの」と
考えたのではないか。

だから才能不足だ、実力不足だ……と
あきらめることをせず、4年間の努力を続けた。

そしていつのまにか、
気づいてみたら女子卓球のリーダー的な存在に
なっていたわけです。

今、実力が足りてなくても、
努力次第で、人はいつでもチャンスを掴めるのだと
早田選手の踏ん張りは、
私たちに大切なことを教えてくれるような気がします。

そんなことをわかっているのでしょう。
メダルの記念写真では、
今回のリザーブの選手に、銀メダルをかけさせて
写真を撮っていました。

4年後はどうなるかわからない。
これからの努力を皆で続けていくのでしょう。

怪我をした手に包帯を巻いて、
団体戦に登場してきた姿を非難する声もありました。
「頑張りすぎる必要なんてないんじゃないか」

でも、私たち、結果を手にするためには、
「自分がどうなってもいい」という覚悟で
物事に挑まなくてはいけない時もあるんです。

それはとても大切なことなのですが、
今の日本人が忘れていることではないか……。

4年後を楽しみにしたいし、
また新しい選手がどんどん出てくることにも
私たちは期待したい。

年輩は後継者に道を譲るのでなく、
対等な立場で負けないように努力するものだと。
個人的には思っています(笑)

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