お彼岸の「定点観測」

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今年は9月22日が「秋分の日」。
23日は振替休日ですね。
会社勤めの方は、皆さんお休みで、よきことでしょう。

なんか連休の多い、この9月。
普通の方には嬉しい月でしょうが、
私のような会社を抱えている人間には、そうではありません。

みんなが休んでいるから、仕事が滞り、
収入も滞ってしまうのではないかと、
そのことばかり心配になります。
とくに資金繰りがうまくいっていないときは
休みが逆にストレスになったりする(苦笑)

ついでに言うと、
学生のときや会社勤めをしている場合、
毎年、自分のスキルや思考能力が、
経験値として積み上がっていくことを
感じることができるでしょう。
「自分もベテランになったなあ」なんて。

ところが独立してしまうと、
「成果をたくさん出しているとき」が
基準になってしまうから、
売上が低くなったりすると、
自己能力の低下しか感じられません。

するとお彼岸のこの時期に、
「みんないいな」「自分はどうせ」なんて、
嫉妬感と自己嫌悪の同時ストレスで、
やたら気が滅入ったりすることがあるわけです。

そんなときに空を見ると、
なんだか空に、自分のよく知っている“キャラ”が
浮かんでいるような気がした。

そう思って写真を撮ったら、
すぐに流れが速くて崩れてしまいましたが、
なんか落ち込んでいる自分を
頭上から見ていたのだろうか?

秋分の日を挟み、今はお彼岸の時期ですね。
太陽が真東から昇り、真西に沈むということで、
西にある死者の世界から、
こちらに魂がやってくるとされています。

といって、相手は死者に限ったことでありませんが、
そんなことを意識すると、
「学生の頃の友人」とか「前の会社の同僚」とか、
「過去の一時期に関わった人」を、ふと思い出します。

中には、
「あの時、もっと自分がちゃんとした行動をしていたらな」
とか、
「あの人に。こういうことを言うことができたなら」
と今になって思うことは多々ある……。

それは結局、今の自分が、当時の自分より経験を積み、
人との関係について、
より成長したことを意味しているわけです。

現状がどうこうでなく、
人間としてどれだけ成長できているか。
経済レベルでは今、よくないかもしれないけれど、
過去の自分より人間として成長しているならば、
挽回することはずっと簡単になっているはず。

そういう視点で、自分を過去と比べてみることは
大切ですよね。
頑張って秋に備えていきたいものです!

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