強いチームに一番必要なこと

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「セイムガイで、
前日の試合で打ったかどうかは関係ないようにプレーする。
毎日、変わらず自分の仕事、
自分のルーティンをこなしている」

こちらLAドジャーズの
テオスカー・ヘルナンデス選手が、
大谷翔平選手の何が凄いかを述べた言葉ですね。

27日は新総裁が決まった日でしたが、
どちらかといえば感動したのはこちらです。
1年間、たびたび紹介してきましたからね。
大谷選手が所属するドジャーズが、
ようやく本日、地区優勝を決めました。

まあ、メジャーリーグには2つのリーグがあり、
それぞれ3つの地区に分かれている。
これから上位、12球団が優勝を競う
ポストシーズンが始まるわけですが、
まずは第一段階の目標を突破したわけです。
前にいたエンゼルスでは、
成し遂げられなかったことですね。

それで大谷選手はすごい……という話になるのですが、
実はヘルナンデス選手と同じことを
今年からメジャーリーガーになった
山本由伸投手が、仲間の選手たちについて言っています。

こっちに来て一番驚いたのは、
メジャーの選手たちがきちんと毎日、
ルーチンの練習を繰り返していること。

深夜にバスや飛行機で現地に着いた日でも、
翌日の朝早くからトレーニングメニューを
こなしていたりする。
その一貫性とタフさに、
何より驚いたということなんです。

ずっとメジャーの試合を見て驚くのは、
「選手たちがいかに多くのことを求められるか」
でした。

だから、いくつものポジションができる人は大勢いるし、
守備でも当たり前のように
走って飛びついて、
さらに送球するプレーが求められる。
ピッチャーならば当たり前のように150キロ以上の
スピードが求められる。

日本でいくら強打者でも、守備がちゃんとできないと、
あちらではあまり評価されません。

だからどこかで故障して、
1年間フルに試合に出られない選手も多いのは
賛否両論でしょうが、
そのぶん、実は試合に普段出ていない選手でも
何十億の契約金をもらっていたりする。
破格な報酬の分、求められるものも厳しいんですね。

だからこそ重んじるのは、
地味な「毎日やるべきこと」を確実にこなすこと。
それができる人がリスペクトされ、
使われていくようになるのでしょう。

これ、考えてみたら、それこそ多くの仕事で
「私たちが求められていること」
なのかもしれません。
地味なルーチンを私たちはどれだけ日々、
ちゃんとやっているのか?

それができてこその一流なんだなと、
あらためて思いました!

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