「自分のやり方」を貫いていこう

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「俺は俺のやり方でしか、お前らを愛せないんだよ」

こちら、『池中玄太80キロ』のドラマより。
西田敏行さんが演じていた、
池中玄太のセリフですね。

突然の訃報でビックリしましたが、
子供の頃からずっとテレビで見ていた方が
世の中からいなくなってしまった。
なんだかとても悲しいことですよね。

たくさんの仕事を実際に
抱えている中だったこともあり、
喪失感は大きなことになっているようです。

私が小学生のころ、
この『池中玄太80キロ』は大人気のドラマでした。
『もしもピアノが弾けたなら』というのは、
このドラマから生まれたヒット曲でしたね。

一方でドラマの『西遊記』がやっていたのも、
同じ頃ではなかったかと思います。
今や健在なのは、孫悟空を演じていた
堺正章さんだけになりました。

だんだんと顔馴染みの方も消えていくんだな……と、
改めて感じてしまいますが、
実は私が見た『池中玄太80キロ』の頃も、
すでに西田さんは10年くらいのキャリアを
持っていたようです。

当時はまだ30代だったと思いますが、
下積みの時代が、実は非常に長かったんですね。

そんな中で西田さんが重宝されたのは、
先輩たちに飲みに連れて行ってもらったとき、
皆の前で即興で歌ったりして、
皆を楽しませることに徹していたから。

「楽しい演技ができる人」という
イメージがあったからこそ
「80キロ」という太った人物を主役にしたドラマで、
いきなり大抜擢もされたのでしょう。

それからは一貫して、
どんな役も「俺のやり方」で演じてきた西田さん。
有名なのは「釣りバカ日誌」でしたが、
司会などでも同じでしたね。

西田さんといえば、誰にでも共感して、
すぐに涙してしまう、純朴な方。
その個性だけで、
皆に親しまれていたように思います。

でも、そんな人は、
実際の世の中にはそうそういないんだろうな……。

これからもいろんな映画やドラマで、
永遠に感動を与える人であり続けるのでしょう。
心からお悔やみを申し上げます。

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