カボチャは一体、どこから来た?

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画像は近くの公園で撮ったものですが、
大きなカボチャですね。
いつのまにか、そんなシーズンになりましたか。
ハロウィンが近づいています。

そういえば、先日、たまたま打ち合わせと
打ち合わせの間に時間があり、
久々、こちらをサンマルクでいただきました。
カボチャのチーズケーキ。

こんなまったりした時間を過ごせたのは、
いつぶりだろう……。
ほのかな甘さのパンプキンケーキは、
ひととき息をつくのに適してますね。

この「カボチャ」という名前、
じつは国の名前がついているのだって、
ご存じだったでしょうか?

えっ? 「カボチャ」なんて国ある?
カボジャ、カボジア……ん?
ひょっとして、カンボジア??

まさしく……なんです。
そんな東南アジアの地味な国がと
思われるかもしれませんが、
かつてアンコールワットなどが栄えた
文明国でもありました。

何よりここを中継地にしていたのが、
大航海時代に日本にやってきた
ポルトガルやスペインの宣教師たち。
彼らが日本に持ち込んだから、
出港地であるカンボジアの名前がついたのだそうです。

なるほど、同じ理屈で「南京」とも呼ばれるのは、
中国人が持ち込んだのでなく、
南京経由でヨーロッパ人が持ち込んだからだとか。

では、カボチャはヨーロッパで生まれたのかといえば、
そうではありません。

そもそもはアメリカ大陸で栽培されていた野菜で、
「コロンブスが初めて西洋に持ってきた」という
伝説もあります。

だからハロウィンのランタンは、
もともとジャガイモやカブなどで作っていたそうですが、
カボチャが伝わると、寒さに強く、
また甘みがあるということで、
あっという間にヨーロッパ経由で世界中に
広がっていったんだそうですね。

なんでも「パンプキン」とは、
そもそも「メロン」の意味だったとか。
日本食にもすぐに溶け込んだ、
西洋由来のこの野菜。
今はほっこり食べて癒されましょう。

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