子どもと高齢者、「皆で笑い合える場」をつくる
- 2024/11/2
- できる人研究所
画像は先日のハロウィンの風景ですが、
恐竜の着ぐるみを着た人を囲み、
仮装して楽しんでいる子どもたち。
周りの大人たちも笑顔で、
本当に楽しそうですよね。
実はここ、「介護施設」なんですね。
その入り口で集まっている子どもたち。
たまたま前を通り過ぎたとき、
このイベントを見かけたのですが、
実は隣には大きな公園があります。
この大きな公園に、ハロウィンの日、
子どもたちは仮装して集合
で、隣の介護施設にそのまま
お菓子をもらいに行く……と、
そういう慣習ができているのでしょうね。
何より喜ぶのは、
介護施設にいる高齢者たちの方なのでしょう。
たくさんの扮装した子どもたちがやってきて、
お菓子を配る。
頭も刺激されるし、
コミュニケーションもでき、
嬉しいでしょうね。きっと。
子どもたちにも、施設を訪ね、
人の役に立てることを知れば、
これは大きな経験になるのではないか。
普段、おじいちゃんとか
おばあちゃんと、あまり接していない子どもも、
最近は増えていますからね。
この機会に世代をつなぐような交流を
しっかりしていただきたいですよね。
若者たちはとうとう渋谷から追い出されましたが、
子どもたちの仮装も、
けっこう迷惑がる大人もいます。
また公園で遊ぶ子どもたちの声を
騒音と見なすような話も、
どこかの町でありました。
でも、こんなふうに、
子どもたちと高齢者をつなぐ機会に利用し、
両者にとって価値ある時間を
つくり出しているところもあるんです。
こういうのは継続して
やっていただきたいものですね。