「教育勅語」が教える大切なこと

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「国民の皆さんと一緒に、
これらの教えを一生大事に守って高い徳性を保ち続けるため、
皆さんに『まず、自分でやってみます』と明言することにより、
その実践に努めて手本を示したいと思います」

第一に、私もこれから勉強をして、
素晴らしい人間なることを目指し。
努力していきます。
ぜひ一緒に頑張っていけたらと思っています。
……と。

自ら実践を宣言した
素晴らしいリーダーのメッセージ。
これが何かといえば、
1890年に発布された「教育勅語」なんですね。

ということは、ここで
「皆の先頭に立って勉強すること」を宣言した
日本国のリーダーはといえば、明治天皇その人です。
お言葉は「明治神宮」のHPから
引用させていただきました。

11月3日は「文化の日」。
日本国憲法が公布された日ですが、
それ以前は「明治節」と言われた日です。

つまり、明治天皇の誕生日。
1852年の生誕を記念した日だったんですね。
戦後、そういうふうに言われることはなくなりましたが、
しっかり認識しておきたいですね。

「教育勅語」も、軍国主義を遠ざける意味で、
今はほとんど学校で教えられることは
少なくなっています。

でも、本来、軍国的な勉強内容などは
ほとんどありません。
陛下が「皆で一緒に勉強しましょう」と言ったのは、
次のような内容のことです。

・孝行 ・友愛 ・夫婦の和 ・朋友の信
・謙遜 ・博愛 ・修学習業 ・知能啓発
・徳器成就 ・公益 ・遵法 ・義勇

「明治神宮のホームページより」ですが、
「人のために尽くす」ことも、
「勇気を持つこと」も、
別に国家に忠誠を尽くすことではない。

自分のため、自分の愛する人のため、
その上で人徳や知識や技能を身につけ、
世の中に貢献できる人になろう……ということですから、
むしろ現代で教えられないのが、
不思議なくらいですよね。

せめてそのお誕生日の記念日くらい
「教育勅語」が読み返され、
もっと皆にメッセージを周知すべきではないか!
……なんてことを思っています。

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