ナポレオンを打ち負かした「大将軍」がやってきた!

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ついにヤツがやってきたようです。

ナポレオンやヒットラーなど、
ことごとく欧州の覇者たちを
打ち破ってきた強者。

まるで政治力でも、経済力でも、
情報力でも弱くなっている日本を
蹂躙するかのように……。

何かといえば「冬将軍」ですね。
気象学的には「シベリア寒気団」という
北極からシベリアにかけて存在する
非常に冷却した空気の層。

これが南下すると、
そこある国はものすごく寒くなります。
19日から20日に、
その第一陣が日本にやってくるとのことで、
たまらなく私は暖房をつけました。

放っておいたら、
毛布にくるまったまま仕事もできませんものね。
できれば回復してほしいけど、
今後はどうなるのだろうか……?

いずれにしろ、このシベリア寒気団を
「冬将軍=General Winter」と呼んだのは
ヨーロッパで、
ロシアに向けて侵攻する強国の軍勢を
たびたび歴史的には食い止めてきました。

そのことはクラウゼヴィッツさんの
『戦争論』にも書かれています。

1812年、ヨーロッパをほぼ
支配下に置いたナポレオンは、
ロシアへ兵を進めます。

そのとき帝政下にあったロシアは、
あえて正面から軍勢と向き合わず、
側面からの攻撃を続け、
連絡線を滞らせるような戦い方をしました。

おかげで軍の侵攻は思うほど進まず、
やがて「冬将軍」が到来する季節に。
寒さと飢餓で、ナポレオンのフランス軍は
壊滅的な被害を出し、
撤退を余儀なくされたわけです。

現代でもロシアはそれをわかっているから、
冬が来る前にウクライナ東部地域に
居座ってしまうような攻撃をしました。

今はウクライナが逆にロシアへ侵入し、
冬まで耐えるような攻撃をしていますね。
アメリカのミサイルも使用できるようですが、
トランプ政権の誕生までしのげば、
ひょっとしたら交渉有利になるのかもしれない。
冬将軍はたぶん、有利にはたらくのでしょう。

まあ私たちもそんな自然の脅威に対して無理はせず、
唐突な気温変化に体を壊さぬよう、
気をつけて毎日を過ごすようにしたいですね!

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