恵比寿神社にいる神様は?
- 2025/1/10
- できる人研究所
こちら、私にとっては仕事でとても
重要な場所。
恵比寿にある「恵比寿神社」です。
実はその昔、すぐ近くに事務所を出していました。
今はありませんが、
それでも用事があって恵比寿に来た際には、
時折、寄るようにしています。
今年は早いうちに来ることができましたね!
なるほど、この神様がいるから、
この町は恵比寿なのか……といえば、
少し違います。
御由緒によると、
もともとの起源はヤマトタケルが東国遠征をした際、
神代7代の六天神を祀った……とある。
その6人の神って誰よ……何ですが、
かなり湿地帯の辺境だったと思われるこの場所です。
現在と違って、たくさんの移住者が来るわけでなく、
この場所は、
「何らかの神様が祀られている社」
ということで、
「天津神社」と呼ばれていたそうです。
つまり、あまついる神様の神社……と、
何だか適当ですが、
そういう神社は結構、世にあります。
それが大きく変わったのは、昭和になって。
この地に工場を構えた「日本麦種」です。
のちに3社が合併し、
「サッポロビールとなりますが、
現在もガーデンプレイスに本社を構えていますね。
その主力商品が
「エビスビール」だったのですが、
このビールの運搬のために駅ができ、
いつしか「恵比寿駅」となっていきます。
ならばと、兵庫県の西宮神社から、
はるばる「えびす」の神様に来てもらい、
ここは「大勢の神様」から
「恵比寿神」の神社になったとのこと。
いつのまにか町全体が「恵比寿」と
呼ばれるようになったんですね。
面白い経緯ですが、
歴史を見れば「出世の神さま」とか
「繁盛の神さま」にも思える、ここの成り立ち。
またいつか、
この街を起点に仕事ができるよう
頑張っていきたいですね!